「お金のこと、誰に相談したらいいかわからない」——これは本当によく聞く悩みです。

先にこの記事の結論を言います。相談先を選んだ時点で、出てくる答えはほぼ決まっています。ディーラーに行けば車を勧められ、不動産屋に行けば物件を勧められる。お金の相談も同じ構造です。だから大事なのは「誰が正しいか」ではなく、それぞれが何を売る人なのかを知った上で選ぶことです。

相談先ごとの「出てくる答え」

  • 銀行——自行で扱う投資信託・保険が出てきます。融資や口座で接点があるぶん敷居は低いですが、品揃えは自行取扱商品に限られます
  • 証券会社——株式・投信・債券。売買が収益源なので、提案が取引(売買)に寄りやすい構造があります
  • 保険ショップ・保険営業——答えは基本的に保険です。運用の相談をしても、出てくる器は保険になりがちです
  • FP(ファイナンシャルプランナー)——家計・ライフプランの整理が本業。ただしFP資格は計画を作る資格であって、具体的な金融商品の提案・仲介には別の登録が必要です。相談料型のFPは中立性が高い一方、実行(商品選び・手続き)は自分でやることになります
  • IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)——特定の金融機関に所属せず、証券会社等と業務委託契約を結んで商品を仲介する、金融庁登録の事業者です。計画から実行・その後のフォローまで一気通貫で担えるのが特徴です

「手数料の行き先」を知ると構造が見える

金融商品には、買うときの販売手数料や、保有中の信託報酬(運用管理費用)がかかります。このうち販売会社に入る部分が、相談窓口の収益源です。

つまり多くの「無料相談」は、商品の手数料で成り立っています。それ自体は悪ではありません(私たちIFAも同じです)。問題は、その構造を相談者に開示しているかどうか。手数料の説明を求めたときに、金額と行き先を具体的に答えられない相手なら、そこで判断材料が一つ得られたことになります。

中立な相談相手を見分ける5つの質問

相談先に、こう聞いてみてください。

  1. あなたの報酬はどこから出ていますか?」——構造を開示できるか
  2. この商品を勧める理由と、勧めない選択肢は?」——比較を示せるか
  3. 私が買わない方がいいケースはありますか?」——「ない」と言う相手は要注意
  4. 買った後のフォローは何をしてくれますか?」——売って終わりか、伴走か
  5. あなた自身は何に投資していますか?」——自分が乗らない船を勧めていないか

まともな相談相手ほど、この質問を歓迎します。

IFAという選択肢——伴走型の立ち位置

手前味噌になるので事実だけ書きます。IFAは金融商品仲介業として金融庁(財務局)に登録された事業者で、全国でおよそ1万人程度。特定の金融機関の営業方針やノルマから独立して、複数の商品から提案できる立ち位置です。

弊社の場合、報酬は商品の手数料からいただいており、その料率と仕組みは面談で最初に開示しています。定期面談で運用状況の確認・保険の見直し・税理士と連携した法人の資金設計まで伴走するのが仕事です。相場が荒れたときに「売らない方がいい」と止めるのも、相場の資金の流れを説明するのも、伴走者の役割だと考えています。

よくある質問

Q. 相談だけして商品を買わなくてもいいのですか?
A. もちろんです。むしろ「今は何も変えない方がいい」が結論になる相談も普通にあります。それを言える相手かどうかが、相談先選びのすべてです。

Q. IFAにもハズレはありますか?
A. あります。IFAという肩書は中立性を保証しません。上の5つの質問はIFAにもそのままぶつけてください。

まとめ

相談先選びとは、「誰の話を聞くか」ではなく「どの構造の中で話を聞くか」を選ぶことです。弊社の無料相談は、手数料の仕組みの開示から始めます。セミナーでも個別でも、聞きにくいことこそ聞きに来てください。

無料個別セミナー「退職金と自分年金のつくり方」に申し込む

無料個別相談を予約する


※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。各業態の説明は一般的な構造の解説であり、個々の事業者の姿勢を評価するものではありません。IFAの登録状況は金融庁の免許・許可・登録等を受けている業者一覧で確認できます。